□竹田真理 □上念省三 □須川 渡 □西堂行人 □岡田蕗子 □古後奈緒子 □瀬戸 宏
2021年7月、伊丹市からアイホール(伊丹市立演劇ホール)の用途について
「サウンディング」を実施するという発表があり、
アイホールが舞台芸術のホールとして使用できなくなるのではないかという衝撃が、
関西を中心とした舞台芸術関係者の間を駆け抜けました。
その後「アイホールの存続を望む会」が結成され、
国際演劇評論家協会日本センター、同関西支部もその賛同団体として名前を連ねています。
今回刊行するACT30号でもアイホール問題に関してリアクションを行ないたいと考え、
会員から意見原稿を募りました。現在進行中の問題であり、
内部では目下関係者による繊細なバランスの交渉が行われていることと推察いたします。
微妙なふれることが難しい問題であり、人によってアクセスしうる情報の多寡もあるとは思うのですが、
現下の会員の声として、ここに集めることとしました。
わかぎゑふ流大阪近代史としての「人間喜劇」
玉造小劇店配給芝居vol.28『長い長い恋の物語』
□ 瀧尻浩士
異貌の他者と近代のまなざし――
世田谷パブリックシアター×東京グローブ座
『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』
□ 藤城孝輔
ひとりに
神戸女学院大学音楽学部舞踊専攻『Blood and Steel』『The Last Place』
斉藤綾子『書くとか歩くとか』
□ 上念省三
楽曲の真髄に迫る――
自由に貪欲に 未知なる高みへ
イスラエル・ガルバン『春の祭典』
□ 矢萩智子
タイの政治がワタクシゴトになる芝居
ウィチャヤ・アータマート
『父の歌(5月の3日間)』
□ 柏木純子
『Act』30号にあたって(瀬戸 宏)
編集後記 バックナンバー
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Act31号 の原稿募集について
●内 容
特に問わない。公演評の場合、およそ2021年1月以降のものを対象とする。また、コロナ下/後の舞台芸術、文化状況についての考察を募集する。
●締 切
2021年12月31日(金)。執筆希望の方は、事前に内容、対象の公演や劇団名などを連絡ください
●発 行
締切の翌々月を目途に発行する
●投稿資格
AICT会員
非会員からの投稿も受け付け、編集部で合議の上掲載する
●字 数(目安)
評論:8,000字程度まで
公演評等の短評:800~2,000字程度
●送 付
プレーンテキストの添付ファイル推奨(メモ帳など)
●今後の予定
年3回の発行を予定し、4月末、8月末、12月末を締切とする
※編集部
岡田蕗子 上念省三 須川渡 竹田真理