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竹田真理
宙吊りにされた日常と思索のドキュメント
Monochrome Circus『京都自粛生活日記 Don't Worry!!!』
須川渡
2年ぶりによみがえる「声」
北九州芸術劇場クリエイション・シリーズ『まつわる紐、ほどけば風』
瀧尻浩士
魔窟潜入―リアルとバーチャルの間で揺れ動く劇場空間
ヨーロッパ企画第40回公演『九十九龍城』
劇場漫筆 2022年3~5月の7本
The Timeless Letter『ハルナに浮かぶ月』 『さなぎダンス#13』 斉藤綾子『マーガレット2』
宝塚歌劇団雪組『夢介千両みやげ』『Sensational!』 朝海ひかる他『サロメ奇譚』
兵庫県立ピッコロ劇団『月光のつゝしみ』 Etsuko Yamamotoアトリエ公演『Livre d’Image=図鑑』
【編集後記】
何かと落ち着かないご時世ですが、観劇はたんたんと続けています。公演日が重なり、なくなく観るのを諦める作品もまた増えてきていて、観劇した人と相互交流する必要性を感じています。まだ不安定な状況ではありますが、このコミュニケーションの延長に批評もあればよいと考えています。(須川)
前号編集中にロシアのウクライナ侵攻が、今号の編集作業中には元総理死去という衝撃的な出来事が襲った。混迷の中で未来が見通せない今、劇評が時代のドキュメントになりうると信じたい。(竹田)
皆さまディスタンスな時期ですがお元気ですか。さまざまなことがありすぎて、私は皆さんが何を感じているのか気になっています。そろそろお会いしたいですね。たぶん10月ぐらいに何か集まりを持てそうな気がしています。またお知らせしますので、よろしければ是非ご参加ください。(岡田)
先の見えないこのごろですので、何ヶ月も先のチケットを予約するのが、だんだん怖くなってきました。個人的に音楽やダンスの公演を企画してますが、中止となる不安はぬぐえず、またこれまで並みの収容・集客が見込めないので、少しチケット代を上げざるを得ません。全般にチケット代もじわじわと上がっています。正直に言って、招待を受ける公演も減ってきました。本当に、先が見えません。(上念)
【Act33号 の原稿募集について】
●内 容
特に問わない。公演評の場合、およそ2022年1月以降のものを対象とする。また、コロナ下/後の舞台芸術・文化状況、についての考察を募集する。
●締 切
2022年10月8日(土)。執筆希望の方は、事前に内容、対象の公演や劇団名などを連絡ください。
●発 行
締切の翌々月を目途に発行する。
●投稿資格
AICT会員。
非会員からの投稿も受け付け、編集部で合議の上掲載する。特に大学院生、学生の投稿を歓迎する。
●字 数(目安)
評論:8,000字程度まで
公演評等の短評:800~2,000字程度
●送 付
プレーンテキストの添付ファイル推奨(メモ帳など)
●今後の予定
年3回の発行を予定している。
編集部 岡田蕗子 上念省三 須川渡 竹田真理
関西支部長 瀬戸宏
Actは各稿のダイジェストを収めた紙媒体も発行しています。劇場等でお見かけの際は、ぜひお手にとってご覧ください。
【リンク集】
シアターアーツ
http://theatrearts.aict-iatc.jp/
Act
https://aictact2018.wixsite.com/main
Act臨時増刊号「アイホール問題を考える」
https://aictact2020.wixsite.com/aihall
Act31号
https://aictact2020.wixsite.com/act31
■震災の中で新聞発行に命をかける記者たちの姿(関西芸術座『ブンヤ、走れ!』) 瀬戸 宏
■復活上演にみる現代の松竹新喜劇のありよう(松竹新喜劇 『お家はんと直どん』『お祭り提灯』) 瀧尻浩士
■その者らが獲得したもの(サイトウマコトの世界vol.9『ロミオとジュリエット』) 上念省三
■『泥人魚』――停止と再生の薄もやの中から(Bunkamuraシアターコクーン『泥人魚』)新井 静
■ポップでカラフルな世界が描き出す1950年代の闇(『Home,I'm Darling~愛しのマイホーム~』『プロミセス、プロミセス』) 松本俊樹